賃貸住宅で宅配ボックスを新設するなら!設置場所に悩んだときにオススメの設置方法
ネットショッピングの利用者も年々増え、ますます賃貸物件探しで外せない設備になってきている「宅配ボックス」。意外と、まだ設置出来ていないアパートやマンションもお見掛けします。
今回は、アパートやマンションに宅配ボックスを新たに設置したいけれど、設置場所などにお悩みのオーナー様に向けて、お伝えします。
1.在宅勤務が普及しても、確かな人気は変わらない”宅配ボックス”
近年、急速に広まった在宅勤務の影響を受けて、宅配ボックス需要は大きく下がるかと思いましたが、全国賃貸住宅新聞が2022年10月に発表したアンケート調査によると、「宅配ボックス」の人気は根強いものがあることが伺えます。単身者向けの「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても入居が決まるTOP10」では、独立洗面台を抑えての4位です。
実は、在宅していても、対面で荷物を受け取ることを避けたいというお考えの入居者もいらっしゃるため、以前と変わらず、上位の方にランクインしているとのこと。インターネットでのショッピングも当たり前になってきている今、アパートやマンションへの宅配ボックスの設置は積極的に検討していきたいところですね。
2.設置場所が限られていても、工夫次第で設置できる宅配ボックス
宅配ボックスを設置したい気持ちはあるけれど、空間的に難しいなと思われているオーナー様もいらっしゃるのではないでしょうか。実際にこれまであった家町装飾の事例から、空間を有効活用してアパートやマンションに宅配ボックスを設置した方法をお伝えします。
まず、家町装飾では設置にあたり、単に置ける場所があるかどうかだけでなく、どのように設置するのが望ましいか検討していきます。
宅配ボックスを設置した後をイメージして
・エントランスとして狭くなりすぎないか
・入居者が通行しづらくならないか
・使いにくくないか
・アパートやマンションの美観を損なわないか
など考えて、適した場所への設置をプランニングしています。
<1.旧ポストの省スペース化、その空間に宅配ボックスを設置>
まず1つ目の方法が、集合ポストの交換と同時に行う方法です。一時期、写真のような奥行きが浅く1つ1つの間口が広いタイプの集合ポストが多く取り付けられていました。
こうしたタイプの場合は、集合ポストを奥行きがあり間口が狭いタイプに変えることで、スペースを圧縮し、新たにできたところに宅配ボックスを付けるという方法があります。
宅配ボックスは、集合ポストと一体型になっているタイプの種類やサイズ展開も豊富になってきているので、この接地面に適したサイズの物の中から、戸数に合わせたものを選ぶことで解決できます。
こちらの方法は、比較的短い工期で、そしてお手頃に設置できます。宅配ボックスというと、電気の配線などが気になる方もいらっしゃるかと思いますが、集合ポストと同じダイヤル式で、非電気式というものもありますので、配線工事不要で宅配ボックスの設置が可能です。
<2.化粧板で壁をつくり、新たに新設>
もともと集合ポストを設置していた場合は、上記方法ができますが、物件によっては、集合ポストが無く、各部屋のドアポストのみというケースもあると思います。
こうした物件の場合、宅配ボックスを付けられるような壁やエントランスが無いため、宅配ボックスの設置を諦めてしまうオーナー様もいらっしゃるようです。ですが、諦めるのはもったいないです!こうした物件の際、家町装飾では、このような方法をご提案しています。
化粧板を設置して、そこに宅配ボックスを付ける方法です。
こちらの物件の場合は、階段下のスペースを利用して、おさまりも良く設置出来ています。
他にも、壁と並行に化粧板を付けて、宅配ボックスと集合ポストを埋め込んだ事例もあります。
こちらの化粧板は、新たに物件サインも取り付けられるように左側にスペースをつくり、化粧板が浮いた印象にならないよう、デザインしました。
家町装飾では、単に設備を新設するだけでなく、せっかく工事をするなら、ということで、パッと目を惹く物件に変えられるよう、デザインも併せてご提案させて頂いています。
3.宅配ボックスの設置をしたいけど設置場所に悩まれたら、、、
今回は、宅配ボックスの設置にお悩みの方に向けて2つ方法をご紹介させて頂きました。
外装リノベのプロである家町装飾にご相談いただければ、ただ取り付るだけでなく、物件全体のバランスを見て、収まりよく、自然な形での宅配BOXの設置を行えます。
実際に、お持ちの物件でならどんな風に宅配ボックスが付けられるのかイメージが湧かない、少し相談してみたいというオーナー様は、是非、こちらの無料診断をご利用ください。
家町装飾の無料診断は、実際に現地を見て、物件の劣化状態をみる機能面のことだけでなく、入居付けなどを左右する印象面からも調査を実施し、多角的に物件を診断して、写真や解説などを合わせた診断書としてお渡ししています。今の物件の状態について、建物のプロに診断してもらい、必要な工事の見極めや、改修を行うべき時期の把握などにお役立て頂けます。
工事をするなら、他に不具合が出ている箇所があれば同時に行う方が、コストパフォーマンスも高いので、この機会に、無料診断をご利用いただくことをお勧めします。